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Yuto Mori[食べ終わりの食器#2020]

¥8,800 税込

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Title: 食べ終わりの食器#2020 / Tableware after eating#2020
Type print: Digital Print
Sheet size: 203mm×254mm (8inch×10inch) 六つ切サイズ
Image size: 203mm×254mm (8inch×10inch) 六つ切サイズ
Edition: Open (限定枚数なし)
Signed in pencil by the artist on verso (裏面に作家サインが入っています)
Certificate of Authenticity(作品証明書)付き
台紙は国産マット2mm使用(中性紙ではありません) 保護紙はPH7.0の中性紙でプリントを保護してお届けします。
*台紙などの仕様は変更される可能性があります。ご了承下さい。
*額は付属しません。ご注意下さい。

Profile
森裕人 / Yuto Mori
1983年 兵庫県生まれ
日本在住
2006 アシスタントとして大阪にあるスタジオに入社
2010 独立
2010 大阪市福島区に自身のスタジオを構える。
2015 APA(日本広告写真家協会)入会
2022 株式会社大樹 設立

主な個展
2022 「ふゆう」 calo bookshop and cafe 大阪

出版
2021 「ふゆう」+「さなか」 私家版

Artist’s statement
物体として収集出来ない事象をカメラを通して写真として収集する。
例えば、時間という概念、捨てられてこの世から存在がなくなる物、その時々の人間の感情など。
そこに自分の欲望や妄想を加えて作品に反映させて制作していく。
収集対象となるのは、自分自身の欲が起点となる。
それなりの数を収集し、改めて眺めてみる事で得られる感覚、そしてそれを分解し、単作品に立ち戻って得られる新たな感触を求めている。
アカデミックな教育(美大や専門学校)は受けていないが、西洋美術史、写真史を独学で学び続けている。ウィリアム・エグルストンに代表されるニューカラーの流れや、ベッヒャー夫妻によるタイポロジー、さらにジャン・デュビュッフェが考案したアール・ブリュットに興味があり、少なからず影響を受けている。

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食べ終わりの食器(Tableware after eating) statement
この作品を制作し始めたきっかけは2つある。
1つは、ある料理撮影の仕事。撮影終了後「もったいないから食べて」というクライアントの言葉に甘えて料理をご馳走になった。食べ終えた後、撮影セットの中に置かれた食べ終わりの食器が妙に気になり、シャッターを押した事。
もう1つは、祖父の遺骨を見た事。納骨の際、骨壷に入れられる祖父の骨は、何故かところどころパステルカラーに焼けていて、最後に見る物体としての祖父の姿がこんなにも美しくて良かったと感じた事。
この2つが掛け合わさり、日々の食事(特に家族と一緒に食べる家での夕食)の後の空になった食器を撮り集める事を始めた。すると、自分の中で「生きる」というとても漠然としているけれど、間違いなく人間の最重要課題への1つの視点になる、という思考が確立した。
どう生きれたか、というのは死んでしまうまで分からない。
けれど、生きている間は、生きる為の行為の1つとして食事し、空になった食器を撮る。
この作品は、現在も日々新しく更新されていく。

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